石垣島のパスタ屋　italico

ピンポンと。

「庭でできた野菜ょ、少しだけど食べてね」

と、島さんが来た。

ならば一杯、ということで。


一緒に飲む。


波照間島での仕事が一段落して、久々に石垣に戻ってきて、
ゆっくりするつもりが、さすがは、腕利きの職人。
すぐに仕事の依頼が入り、今はそこの現場に行ってるらしい。

「どこの現場ですか？」

「大里の現場で、爆弾関係さぁ」

「爆弾？　　いよいよ製造ですか？」

「バカか、捕まるだろう。不発弾を見つける仕事さぁ」

戦争中、この現場の近くには、空港があり、標的にされたらしく
まだ、不発弾が残ってる可能性があるらしい。

しっかし、体張ってるよ。

「見つけたら、どうするんですか？」

「大　丈　夫。　すぐ逃げるさぁ」

すごい・・・・。


イカの話、ヤギの話、三味線の話、西表のターザンの話・・・・。

あっという間に時間が過ぎて、

「明日も仕事だから、そろそろ帰ろうねぇ」

と、言って、テクテクと帰っていきました。

野菜、ありがとうございました。



そして
白馬から秋の便り。


いいなぁ。紅葉見ながら、温泉浸かって、クイッと一杯やりたい。